冷凍庫は粗大ゴミとして処分出来ない
「冷凍庫を処分したいけれど、どうすればいいのか…」とお悩みの方、いませんか?
冷凍庫を処分するのに粗大ごみとして出すというのが一般的でしたが、家電リサイクル法の施行によりできなくなりました。
現在、リサイクル料を支払い有用性のある部品や資材をリサイクルし、地球環境の保全に努めるよう決められています。
この法律が施行される前まで家庭から出るごみは全て自治体が収集し処分していましたが、ごみの中には重く大きいものや他のごみと一緒に集めるのが難しかったり、危険物などがあったためです。
特に冷凍庫やエアコンなどは危険なものが多く有用性の高い部品が使われているため、自治体でのリサイクル、処分が難しく埋立地で埋め立てられることが多かったです。
そこで、家電リサイクル法を制定し製造業者や小売業者などが役割分担し収集、処分することとなったのです。
不用になった冷凍庫の処分方法3選
家電リサイクル法の制定により、冷凍庫をどのように処分するようになったか具体的に解説していきますね。
①買換え時に家電量販店で下取りしてもらう
冷凍庫を新しく買い換える場合、そのお店で下取りをしてもらえる可能性があります。
この方法だと商品を搬入すると同時に持って行ってくれるので、便利ですよね。
大手家電量販店のヤマダデンキやケーズデンキなどではこのサービスを行っているようです。
家電量販店の中には時期によりキャンペーンを行ったり、ポイントをもらえたりなどするため、そういうお店を選ぶといいでしょう。
②購入した店舗に引き取りを依頼する
いらなくなった冷凍庫の別の処分方法として、購入したお店に引き取ってもらうというのがあります。
買い替えでなく引き取りだけが必要な時におすすめの方法です。エディオンやジョーシンなどはこのサービスを行っています。これらのお店で購入しているなら、一度問い合わせてみるといいでしょう。
③不用品回収業者に回収してもらう
最後にご紹介する方法は、不用品回収業者への依頼です。
不用品回収業者によって引き取り価格は違っていますが、想像するほど高くないのが実情です。
しかも、他にいらなくなったものがあれば一緒に出すこともできます。
不用品の中にまだ使えるもの、価値のあるものがあれば、冷凍庫の処分費用が安くなったり、逆にお金が戻ってくることもあります。
他に、即日対応可能な業者が多いこともメリットです。
不用品回収業者のほとんどは24時間365日対応可能となっており、電話やメール、LINEなどで連絡できます。
急遽、仕事の関係で一週間以内に引っ越さないといけないなど、諸々の手続きに時間をかける余裕が無い時などはとても便利ですね。
ただ、不用品回収業者の利用で注意したいのは、無許可で営業している不用品回収業者でないかどうかという点です。
冷凍庫を引き取りお金をもらった後で不適切な処理をしたり、不法投棄を行う業者が少なからずあります。そのようなことにならないよう、業者選びは慎重に行いましょう。
まとめ
この記事では下記についてご紹介しました。
冷凍庫の処分方法は複数ありますが、一番おすすめは不用品回収業者を利用することです。
信頼できる業者かどうかを判断するのに一番確実なのは、知り合いが使ったことがある業者を使うことですので、周りに不用品回収サービスの利用経験がある人がいないかリサーチしてみて下さい。