粗大ゴミとして捨てられない？衣類乾燥機の正しい処分・捨て方とは

衣類乾燥機は粗大ゴミではなく家電リサイクル対象品

家電リサイクル法の制定により、衣類乾燥機は粗大ごみで捨てることができなくなり、無料で自治体のゴミ収集サービスを利用できなくなったため注意が必要です。

そもそも、家電リサイクル法とは正式名称を特定家庭用機器再商品化法といい、廃棄物に関する法律として平成13年に施行されました。

これにより、消費者、製造業者、販売者などそれぞれが指定の家電を処理した後、リサイクルするよう決められています。

衣類乾燥機はこの対象となっており、収集や運搬にかかる料金を支払わなければならず、その料金は製品によって違っています。

衣類乾燥機の現実的な処分方法・捨て方

では、衣類乾燥機の処分方法や捨て方にはどのようなものがあるんでしょうか？
ここでは衣類乾燥機の主な処分方法を3つご紹介します。

①新しい衣類乾燥機の購入時に家電量販店で下取りしてもらう

ほとんどの家電量販店では新しく商品を購入する際、いらなくなった家電を下取りしてくれます。
衣類乾燥機も対象ですが、中には運搬料を請求することがあったりします。
また、洗濯機を購入する際、いらなくなった洗濯機と衣類乾燥機のいずれも回収してくれる業者が多いようですね。

POINTヤマダデンキなど大手の家電量販店は対応可能なところが多いため、購入の際に相談するといいでしょう。

②販売店で引き取ってもらう

他にも、いらなくなった衣類乾燥機を購入したお店で引き取ってもらえるケースもあります。
ただ、この方法を利用する場合はどこで衣類乾燥機を購入したか覚えておかねばならず、領収書や保証書などを保管していればいいですが、購入場所を忘れていると利用は不可能です。

POINT万が一、購入したお店がなくなっていれば利用できなくなる場合もありますね。
家電を購入したら、きちんと保証書を保管しておくようにしましょう。

③不用品回収業者に回収してもらう

もう1つの方法に不用品回収業者に回収してもらう方法があります。
これは単に処分するというのとは違い、買い取ってくれるケースもあるため上の2つとは違うため覚えておきましょう。

上の2つは衣類乾燥機を処分するのにリサイクル料金が発生しますが、不用品回収業者に買取りしてもらえる場合はお金がもらえるケースも多いです。

しかも、衣類乾燥機を処分する際他の不用品も持って行ってくれたり、買い取ってくれるのは非常にありがたいですね。

信頼できる不用品回収業者なら料金体系も明瞭で利用したことがない方でも安心できます。
さまざまなプランを用意している業者が多いため、複数の業者から見積もりを取ってみるといいでしょう。

POINT選ぶ際はホームページがあるかどうかチェックし、確認した上で連絡するといいですね。

衣類乾燥機を捨てる時に不用品回収業者を利用するメリット

【24時間365日対応可能な場合が多い】
家電量販店などだと、決められた時間内に電話しないといけませんが、ほとんどの不用品回収業者は24時間年中無休で対応可能なところが多いです。
しかも、即日収集可能な業者もあるため、いらなくなった衣類乾燥機を家の中にずっと置いておく必要もありません。
引っ越しなどで短期間にいらなくなった不用品を処分したいとなった場合に、不用品回収業者を利用すると便利です。

【マンションの上層階でもいらなくなった衣類乾燥機を取りに来てくれる】
上の階から下まで重い衣類乾燥機を運ぶのは非常に大変です。
無理に運ぼうとして怪我や事故を起こしてしまったら、処分費用より治療費の方がかかってしまうかもしれません。その点を考えると取りにきてくれるのは、メリットと言えます。